Hide Nasu なす ひでゆき
那須 秀至
1950 born in Yono, Japan 埼玉県与野市(現さいたま市)生まれ
1971-1975 Studies in the history of art and aesthetics at Waseda University, Tokyo JOINT版画工房、早稲田大学
since 1977 living in the Federal Republic of Germany ドイツ住在
1977-1978 Kunstakademie Stuttgart シュトゥットガルト・クンストアカデミーにてパウル・ウーベ・ドライヤー、ゾンダーブルグ教授に師事
1978-1984 Studies of painting at the Staedelschule in Frankfurt シュテーデル美術大学、トーマス・バイルレ、ヨハネス・シュライター教授に師事
1982-1987 teaching post for graphical techniques at the Staedelschule シュテーデル美術大学グラフィックコース講師


Exhibitions 主な個展
1979 Gallery Ginzasanbangai, Tokyo ギャラリー 銀座三番街
1982 City Gallery, Fellbach 市立ギャラリー フェールバッハ
Galerie "atelier", Frankfurt ギャラリー アトリエ フランクフルト
1984 Atelier ef, Wiesbaden アトリエ・エフ ヴィースバーデン
1985 Galerie Luepke, Frankfurt ギャラリーリュプケ フランクフルト
Galerie Zeitlupe, Heidenheim ギャラリーツァイトルーペ ハイデンハイム
Galerie G, Freiburg/Br. ギャラリーG フライブルグ
1986 Galerie Klaus Werth, Frankfurt ギャラリークラウスヴェールト フランクフルト
1987 Galerie Lauter, Mannheim ギャラリーラウター マンハイム
Galerie Klaus Werth, Frankfurt ギャラリークラウスヴェールト フランクフルト
Forum Hamburg Kunstmesse アートフェア "フォルム" ハンブルグ
1990 Gallery apt, Tokyo ギャラリーapt 東京
1991 Gallery apt, Tokyo ギャラリーapt 東京
1992 Gallery of Artists, Frankfurt 市立芸術家ギャラリー フランクフルト
1993 Galerie Lauter, Mannheim ギャラリーラウター マンハイム
Galerie G, Freiburg/Br. ギャラリーG フライブルグ
1995 Galerie Lauter, Mannheim ギャラリーラウター マンハイム
Galerie Lommel, Leverkusen ギャラリーロッメル レーバークーゼン
1997 Annmarie Taeger RAUM FUER KUNST, Frankfurt ギャラリーアンマリーテーガー フランクフルト
1999 Galerie Lauter, Mannheim ギャラリーラウター マンハイム
Galerie Annmarie Taeger, Frankfurt ギャラリーアンマリーテーガー フランクフルト
2002 SPICA Museum, Tokyo SPICA MUSEUM 東京
Galerie König, Hanau ギャラリーケーニッヒ ハナウ
2005 Art Frankfurt アートフェア フランクフルト
Galerie König, Hanau ギャラリーケーニッヒ ハナウ
2006 Gallus Theater, Frankfurt ガウルス・シアター フランクフルト
"CHASING THE ORIGIN" - Stiftung Starke in Berlin
with Jon Groom and Eric Snell
2007 "inside" - Galerie Supper in Karlsuruhe
with Monika Thiele and Ji Yeon Heo
ギャラリーズッパー カールスルーエ
2008 Galerie König, Hanau ギャラリー ケーニッヒ ハナウ
2009 Galerie König, Berlin ギャラリー ケーニッヒ ベルリン
2010 Gallery Gin-no-Suzu, Kamakura Japan ギャラリー 銀の鈴、 鎌倉
2011 Gallery Goto, Tokyo ギャラリー ゴトウ, 東京
2011 Galerie König, Hanau ギャラリー ケーニッヒ ハナウ
2011 Galerie Asahi, Kofu ギャラリー アサヒ 甲府
2013 / 2014 / 2015 / 2016 Galerie Kaneko Art, Tokyo ギャラリー KANEKO ART TOKYO
2017 Galerie König, Hanau (mit Claus Bury) ギャラリー ケーニッヒ ハナウ (クラウス・ブリ合同展)
2017 Galerie Shin-Sapporo, Sapporo ギャラリー・新サッポロサッポロ, 札幌
2018 Galerie 2 Sentpur, Higashikawa Japan (mit Tokio Ito) ギャラリー2 セントピュア、東川 (伊藤時男合同展)
2019 Galerie Lo Studio, Büdingen (mit Osvald Moi) ギャラリー Lo Studio、ビュディンゲン (オズバルド・モイ合同展)
2020 AusstellungsHalle1A, Frankfurt 展覧会ホール1a、フランクフルト


Participated at 主なグループ展
1977 Culture Center Urawa, Japan
1979 Culture Center Urawa, Japan
8xGrafik, City Hall Eschborn
1980 Nasu, Horrer, Mueller, Gallery 66 Hofheim/Ts.
1982 7th British International Print Biennial, Bradford 第7回英国国際ビエンナーレ ブレッドフォード
1983 Neue Darmstädter Sezession, Darmstadt, Wien, Düsseldorf ノイエ・ダルムシュテーター・セシジオン ダルムシュタット、ウィーン、デュッセルドルフ
1985 Deutscher Künstlerbund, Sprengel Museum, Hannover ドイツ芸術家連盟展/シュプレンゲル美術館、ハノーバー
1986 Drei dimensionen, Japanese Culture Institute, Cologne 3つの次元展/日本文化センター、ケルン
Schwarz-Weiss, Gallery Klaus Werth, Frankfurt
1987 Hat-Hat, Kulturfabrik Salzmann, Kassel
1988 Deutscher Künstlerbund, Stuttgart ドイツ芸術家連盟展/アートホール、シュトゥットガルト
1989 At home, Gallery Klaus Werth, Frankfurt
1990 Frankfurter Künstler, Karmeliterkloster, Frankfurt フランクフルト選抜美術展、フランクフルト
1992 Bildhauer-Symposium Kloster Weingarten 国際彫刻シンポジューム展、ワインガルテン
1994 Positionen aktueller Kunst der 80er und 90er Jahre, Museum for Modern art, Frankfurt 80-90年代のアクチャル美術展 フランクフルト近代美術館選抜、ユニオン国際クラブ
1997 Arthur Andersen, 1.Kunstinstallation 1997 第1回アーサーアンダーソン・アート・インスタレーション展
1998 nomen est omen, Kustahalle Steyr "nomen est omen" 展 ステイアー・クンスト・ハレー美術館 オーストリア、
Kunsttage Dreieich 芸術の日展 市立ギャラリー、ドライアイッヒ
Deutsche Anlagen-Leasing GmbH, Mainz Deutsche Anlagen-Leasing展、マインツ
2002 画廊選抜展 市庁舎ホール、ハナウ
2003 Form und Struktur, Kunstverein Schloss Ploen 形態と構造展 美術協会、プリュン
2005 "CHASING THE ORIGIN" - Stiftung Starke, Berlin 根源の探求展 シュタルケ財団、ベルリン
2006 Galerie Supper, Karlsruhe ギャラリー・ズッパー、カールスルーエ
2009 Galerie König, Hanau 根源の探求展 ギャラリーケーニッヒ、ハナウ
2019 Galerie BOK, Offenbach ギャラリーBOK、オッフェンバッハ


Projects in architectural context 建築プロジェクトの抜粋
1994 Wall picture in the foyer of an office building in Neu-Isenburg オフィスビル玄関ロビー 壁画 "fusuma" 2.5×10m 制作 ノイ・イーゼンブルグ
1995 Project "Kunst am Bau" in the courtyard of the Museum for East-Aian Art in Cologne : "Kinbyoubu-golden folding screen" in cooperation with Kazuo Makioka 金屏風枯山水 "byoubu" 4.5×10m、庭師 牧岡一生氏(庭園部分)と共同制作 東洋美術館、ケルン
2000 Messeturm 45th floor, Frankfurt 高層ビル45階でのインスタレーション・プロジェクト/メッセ・トルム、フランクフルト
2011 "Panta Rhei" Fritz Thyssen Foundation, Cologne 「パンタ ライ」フリッツ・テュッセン財団, ケルン


Works in public collections パブリックコレクション
  Art Council of Great Britain, London 大英美術財団 ロンドン
Art collections of the state Baden-Württemberg, Stuttgart バーデン・ビュルテンベルグ州芸術財団 シュトゥットガルト
Municipal Collection in the office of cultural affairs, Fellbach 市立文化局コレクション フェールバッハ
Wilhelm-Hack-Museum, Ludwigshafen ヴィルヘルム・ハック美術館 ルードゥヴィヒハーフェン
Art Hall, Mannheim クンスト・ハレー美術館 マンハイム
Office of art and science, Frankfurt 市立文化芸術局コレクション フランクフルト
Fritz Thyssen Foundation, Cologne フリッツ・テュッセン財団, ケルン


那須秀至 - 四次元の絵画
日、独の大学で芸術を学び、1980年代より、建築空間との関連を強く意識した重層・立体的画面の抽象絵画の制作に取り組んでいる。 那須秀至の絵画はそのほとんどが正方形か長方形の面の組合せから成る。 それらは、画面の内側の空間と画面を取り巻く空間の美的な関連性を認識させる指標であり、 いわばその関連性を忠実に反映した二次元の鏡像である。 他方上質の和紙を使い、 蝋画法(エンカオスティック)の技術を駆使した淡い色調のモノクロームな画面は、 光の変化で微妙に変わる抽象的な深淵さを感じさせると同時に、 幾何学的な形と色面の精巧なコンポジションで特有の絵画空間を創り出している。明と暗、 表層と奥行き、固形と流体、空間と時間、自然と文化、思考と感覚が一つのまとまった全体像に構成されている。 それは日常性と創造行為という対極関係を超越的に融合させる、いわば四次元的な場ともいえよう。那須がいつも立ち戻る正方形という形は、 芸術と現実という相反する力が、一瞬、象徴的に、時間を超越した瞑想的な調和の世界に辿り着くための隠喩なのであろう。 “世界”は『鏡池』にも反映される。それは黒塗りの平たい正方形水盤で、 水を張り、水面にそのときの展示場の光景が映るように、床に置かれる。 『鏡池』はそうして、それに対応する絵画と建築的コンテクスト、 そして鑑賞者との間に緊張感に満ちた対話を展開する。
2002年 9月 Dr. ロルフ・ラウター
前フランクフルト近代美術館 主任学芸員・館長代理 マンハイム・クンストハレー美術館 館長